久能山東照宮 12012年05月26日 23:01

静岡市の久能山東照宮へ行きました。


久能山東照宮には、徳川家康のお墓があります。1616年(元和2年)4月17日に晩年を駿府城で過ごした家康が75歳で死去、その夜に遺命によりって久能山に埋葬されたそうです。その後は東照神君として平和、開運、学問、厄除けの神として崇められています。


なが~い、なが~い石段を登ってやっとたどり着いた楼門です。




家康の手形がありました。38歳、身長155cm、体重60kgと書いてあります。身長がけっこう低いな~って思ったんですけど、江戸時代の身長の平均が男子で150~160cm、女子で140cmぐらいだと言われているようなので、当時で言えば普通みたいですね。





楼門の獏の彫刻。獏は夢を食べるってイメージですが、獏には鉄や金属を食べるという言い伝えがあって、戦があると武器を作るために鉄や銅が使われて無く なってしまい、獏が生きられなくなってしまいます。獏は平和な世の中でしか生きられないということから、この獏の彫刻は、戦乱のない世の中を願う平和の象徴とされているそうです。




そしてさらに進んでいくと御社殿に到着。1617年(元和3年)建立。日光東照宮より19年も前に造られたそうです。彫刻、模様、組物等に桃山時代の技法をも取り入れられた江戸時代の代表的な建物として、平成22年12月24日に国宝に指定されたそうです。

徳川家康が御祭神ということですが、なんと相殿には豊臣秀吉と織田信長も祀られています。なんとも豪華ですね~





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