猿虎蛇伝説、高賀神社2014年01月26日 10:05

岐阜県関市にある高賀神社に行きました。




高賀神社の創立は奈良時代とされています。
祀られている神様は、全宇宙の中心の神と言われる天之御中主尊をはじめ、20数柱の神々だそうです。                                    
高賀神社は奈良時代の創立から平安時代、吉野時代(慶安年間)、徳川時代(安永年間)と3回再建がされていて、現在の本殿は約280年前に建立されたものだそうです。




高賀神社には猿虎蛇の伝説があります。猿虎蛇は顔が猿、体が虎、尾が蛇に似るという妖魔です。



高賀山中に村の人々に危害を加え田畑を荒す妖魔、猿虎蛇が棲んでいました。平安時代に村上天皇から勅命を受けた藤原高光公はを高賀山麓に21の神々を祀り、退魔の神事を行い虚空蔵菩薩の加護を受け猿虎蛇を退治しました。
この時ゆかりの地に高賀神社を始め、高賀山を取り囲むように6つの神社を建ててました。

この6つの神社はそれぞれ高光公の子孫が宮司となって護り継いできたと言われているそうです。

高賀六社

高賀神社(関市洞戸)     星宮神社(郡上市美並)
本宮神社(郡上市八幡)   新宮神社(郡上市八幡)
金峰神社(美濃市片知)   滝神社 (美濃市乙狩)


こちらは藤原高光公と猿虎蛇の象



高賀神社内には、円空記念館があります。

修験者でもあった円空上人は、3度も高賀の里を訪れ晩年から入定するまで高賀で過ごされたそうです。全国に5000体以上確認されている円空像の内、虚空蔵菩薩や十二面観音、狛犬、歓喜天や円空歌集等他には見られない作品があり関市の重要文化財となっています。


高賀神社の大鳥居をくぐった先にある橋の狛犬。円空上人が彫った狛犬のレプリカです。

高賀の地に何度来てもが狛犬が無いのを気にかけた円空上人が、来るたびに狛犬を奉納したんだとか・・・。